こんにちは。YUKIです。
今回は、札幌市手稲区JR手稲駅南口にある食品スーパー「キテネ食品館」さんを紹介します。
場所は、キテネビル1Fにあり、屋外にも商品がズラリと並びます。手稲駅から連絡通路で直結しており、地下駐車場も完備されているので、どのような天候でも行きやすい立地です。
キテネ食品館は、青果の丸一泉商店、魚屋の吉本水産、肉屋の石堂精肉店、酒屋のえびす屋が入った複合的なスーパーマーケットなんですよ。
今回は、キテネ食品館代表取締役 中塚社長に、気になるお話をいろいろと伺っちゃいました!
キテネ食品館の歴史について聞いてみた!
そもそも、”キテネ食品館”はいつからあるのでしょうか?
始まりは、なんと明治後半に創立された”松井ストア”から。当初の松井ストアは味噌や醤油の販売からはじまり、札幌と小樽の中間である手稲で問屋もしていたとか。
松井ストアからキテネ食品館となってからは約30年で、松井ストアの時代から考えると約100年もの歴史があるようですよ。
ずっと100年もの間、同じ場所で食品販売をされているとは感慨深いですね。
とにかく、商品がいつも安い!安すぎる!!気になる安さの秘密は…?
キテネ食品館といえば、まずは毎日がお祭りのような商品価格。私も週に1回は、プライベートでキテネ食品館へ買い物に行くのですが、いつ行ってもびっくりするほど安いんです!
まず水曜日は「お客様還元デー」で玉子1パック39円(税別)! ※お買い上げ1000円以上1家族限定。
こちらの写真は、今までの売上個数最高記録を達成した一正蒲鉾 新オホーツクスティック。248円の品が98円という破格な価格で、なんと6日間で1,000個の販売を記録。
このように、毎日様々な商品が通常の半額以下など、破格の値段で売られています。
今回は、その安さの秘密についても伺ってみました。
「大手スーパーとは違い、小規模だからこそできることなんですよ。お客様が喜ぶのであればという考えを基本に、メーカーさんや問屋さんの、大手では引き取ってくれないような在庫を引き取っているんです。」
中塚社長自らが仕入れ先と直接コミュニケーションを取り、交渉などをしているとのこと。在庫はお互いのリスクにもなり得るので、信頼関係があってこそできることです。
「困っている人を助ける、というのが原点です。こんなに売れたんですか!と驚かれることが多いですね。」
例えば、売れ行きが遅く賞味期限が近いものは、お客さま目線に立って値段を下げて売ることもあるのだそう。
筆者は干し芋が好きなのですが、賞味期限が近いとのことで3袋をまとめて1袋の値段で販売されていたときがありました。それを見つけた時には、小躍りしてしまいそうなくらい嬉しかったのを覚えています。
お客さんも喜び、メーカーさん、問屋さんも喜び、そしてキテネ食品館の活気にも繋がる。更に食品ロスも減らせますね。三方よしとはまさにこのことだと思いました。
お客様感謝デーの水曜には長蛇の列が!すごい活気です。
現在の売れ筋商品。イナホ製菓 冷凍和菓子(5種類)。1カ月で約1,000個の売り上げがある人気商品。
中塚社長の想い~コミュニケーションから生まれるあたたかさ~
「ひと昔前の古き良き時代を大切にしていきたい。対話を大切にしています。」と話す中塚社長。
昨今では、加速する電子化、新型コロナウィルス、少子高齢化などにより、人と触れ合う機会が減っていますよね。そんな中で、キテネ食品館に来ていただいたお客さまには、社長を始めスタッフ一同が気さくにコミュニケーションをとれるようにしているのだそう。
確かに、買い物していると、「この商品は、こう食べると美味しいよ」など親切に教えてくれたり、レジでも気さくに会話されている姿をよく見ます。
「日ごろから感謝の気持ちと謙虚な姿勢で、帰るときには値段的な”得”と、ココロ的にも”得”したと笑顔で帰っていただきたい」と話されました。
社長自身が常にお店にいて、お客さんと会話したり消費動向を見ており、それを消費者目線の仕入れに生かしています。
また、お客さんだけでなく、従業員ともコミュニケーションを密に取り、決して押し付けることはせず、背中をみて自然と学んでもらえるように意識しているのだそう。
「常に会社の方向性を模索し、前向きに、良いところを伸ばすことが大事。コミュニケーションで地域に密着した場所づくりに励みたいと思っています。」
そういった中塚社長の温かい気持ちがお店の活気につながっているのだと実感しました。
目玉商品は、SNSをチェック!
驚いたことに、キテネ食品館さんは、チラシや広告は出していないとのこと。
集客は、毎日のSNS更新が中心で、話題性づくりを工夫しています。何よりコツコツ続けることが大切なのだとわかりました。
毎日SNS(Twitter・Instagram・Facebook)にて、中塚社長選りすぐりの”本日の激安商品”が紹介されています。
要チェックですよ!!例えばこんな感じ↓
いかがでしたか?
四季折々の旬の食べ物が手頃な価格で手に入り、お店を出るときには温かな気持ちで帰ることができる。そして、すぐ行きたくなる、、、癖になるそんなお店・キテネ食品館さんでした!!
中塚社長、忙しいなか貴重なお話をありがとうございました!!
詳細情報
キテネ食品館(全日食チェーン)
住所:〒006-0022 札幌市手稲区手稲本町2条4丁目8-20キテネビル1F
電話番号:011-681-3222
営業時間:9:30~20:00 年中無休(1/1~1/4はお休み)
公式アカウント:
《Twitter》https://mobile.twitter.com/kitene1018110/
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