こんにちは!tommyです。
今回は冬の前田森林公園を散策してみました。
前田森林公園ってどんな公園?
まずは公園の紹介から。
前田森林公園は、新川通と大学西通が交差した地点にある、手稲の中でも大きな公園です。
敷地内の半分が森林である自然豊かな公園ですが、実は、緑のないところから作り出された公園なのです。昭和57年から10年をかけ整備され、開園は昭和62年。面積は59万7258㎡で、なんと札幌ドーム約2個分!春夏秋冬、自然を楽しめることから手稲区民はもちろんのこと、区外から訪れる市民も多い公園です。
早速、冬の前田森林公園を散策!
早速散策の様子をレポートしていきます。
前田森林公園橋を渡って、すぐの入口から園内に入ると、「めばえの塔」(山本仁氏による高さ15mの作品)が迎えてくれます。空へと伸びる銀色の塔からは、何十年も同じ場所にそびえ立つ風格を感じます。駐車場の横を通り過ぎ、少し歩くと直進と左折に道が分かれます。直進すると芝生広場。左折して道なりに歩くと、壁泉とカナールがあります。
芝生広場は、雪の無い時期は外周の内側に芝生が広がっておりますが、冬はクロスカントリースキーが楽しめます。脇にはナナカマドの木があり、バードウォッチングしている方も見受けられました。
冬のカナールも美しい。
オランダ語で「運河」を意味する「カナール」へ歩いていくと、両脇を170本ほどのポプラ並木に囲まれた全長600mのカナールが目に飛び込んできます。
こちらは前田森林公園のシンボルでもあり、春夏秋冬どの季節に訪れても素晴らしい景色です。
冬の景色は、広くまっさらなキャンバスに、両脇に立ち並ぶポプラ並木が茅色の色彩を与えています。冬場は凍結防止のため水は抜かれておりますが、カナールに薄っすらと積もった雪の上には、動物や人間の足跡がありました。カナールの上を歩くのは、冬ならではの楽しみ方ですね。展望台の方からまっすぐ見渡すと、晴れた日には手稲山も望め、とても美しい景色です。
『森林公園の良いところ』インタビューを行いました
園内を散策している方に【森林公園の良いところ】をインタビューしました。
野鳥の撮影に訪れていた70代男性は、「春夏秋冬の鳥が来るので、撮影にはもってこいです」とおっしゃっていました。別の70代男性は「展望ラウンジから見える手稲山が好きです」と、にこやかにお話ししてくださいました。
平日の午前中にインタビューを行ったこともあり、70代くらいの方が多く来園されていました他には冬道をジョギングしている方の姿も。皆さん、それぞれ森林公園の楽しみ方を持っていると感じられ、勉強になりました。
冬こそ森林公園を訪れてみませんか?
前田森林公園に行けば、札幌に住みながら自然や動物に癒されることができます。私も取材中にリスと遭遇。息を忍ばせて観察していました。何もないところから生み出されたとは思えないくらい雄大な公園です。
また、クロスカントリーに関してはコースの整備もされ、クロスカントリースキー、スノーシューのレンタル(料金300円)も行われるので、気軽に体験することができます。1月11日以降の土日はスノーラフティングも楽しめます。冬の楽しみが満載ですね。
冬は家で過ごす方も多いと思います。そんな方こそ、冬の前田森林公園を訪れてみてはいかがでしょうか。寒さはありますが、あなただけの楽しみ方が見つかるかもしれません。一度、足を運んでみてはいかがですか。
前田森林公園
所在地:札幌市手稲区手稲前田591番地4外
参照
前田森林公園ホームページ
https://www.sapporo-park.or.jp/maedashinrin/
・前田森林公園パンフレット
この記事へのコメントはありません。