毎月第3土曜に「ちょい寝ホテル」で開催されている「ココハルこども食堂」。
今回は、その様子を紹介します♪
(昨年取材したものですが、得ダネ手稲の諸事情により記事の公開が遅れてしまいました。申し訳ございませんm(__)m)
ホッとできるような安心安全な居場所をつくりたいという思いで開催される「ココハル子ども食堂」。
当日は、開始前に伺いましたが、会場にはたくさんの食材が並んでおり、スタッフの方々は準備で忙しそうにしていました。
提供されたお弁当や食品はなんと、こんなにたくさん!
スタッフの山口百恵さんにインタビュー
ココハル子ども食堂の発案者でもある、手稲区在住の山口百恵さんにインタビューをしました。
―子ども食堂を始めたきっかけは
「私自身も、3人の子どもがおり、子どものことに関するアンテナを張る機会が多く、その中で子ども食堂に興味を持ちました。」
―子ども食堂の目的は
「まずは、貧困世帯、ひとり親世帯、共働き世帯のお子さんやお父さんお母さんの居場所になれたらいいなという思いがありました。そのほかの方にもご参加いただき、地域のコミュニティのスペースになったらいいなと思っています。」
―ココハル子ども食堂では、ダイバーシティ学習も行っているとのことですが、その理由は
「貧困のお子様は食べられないだけでなく、塾などに通えないというデータを見て楽しく学べる場になってほしいなと思いました。」
―美味しそうなお弁当のほかにも提供される品物が多いことにびっくりしました。
「地域のお店や企業、農家さんにご協力いただきました。ご厚意でくださる方がとっても多くてありがたいです。」
―今後の展望を教えてください
「おじいちゃまおばあちゃまからお子様まで地域の方々が、もっともっと楽しくわいわいできる場を作っていきたいと考えています。」
ダイバーシティ学習の様子
「ココハル子ども食堂」では、おいしいごはんはもちろん、世界とオンラインでつながるダイバーシティ学習もあり、みんなと有意義で楽しい時間をすごせます。
ダイバーシティ学習とは…すべての子どもたちがどこにいても世界とつながり学べる体験型国際交流授業のこと。
ダイバーシティ学習では、オンラインで、手や身体を使って英語に触れられる、楽しいプログラムが行われていました。
じゃんけんやお絵描きなどの遊びを織り交ぜながらの学習で子どもたちも飽きない様子でした。
代表の酒谷さんにインタビュー
ココハル子ども食堂を運営する「特定非営利活動法人(NPO)ココロにハルを」代表理事の酒谷さんにもインタビューすることができました。
―NPOとして、子ども食堂を始めたきっかけを教えてください。
「近年は、障害があろうがなかろうが、大人だろうが子どもだろうが、男性だろうが女性だろうが、一つの命が軽んじられて生きてしまっている世の中なのかなと感じていて、
そのような中で、優しさで循環を起こしていけるような場づくりをしたいと思っていました。
当NPOは、『優しさ、恩送り、自分らしく』という3つの理念にそぐう内容であれば、どんなことでも企画してやっていこうよということを打ち出していて、山口さんが子ども食堂をやってみたいと発案してくれたので、みんなで方法を考えてこのような場ができ上がっています」
地域の人やお店が協力しあいながら、地域の人たちの居場所を作る。
温かい思いで溢れる子ども食堂でした。
毎月第3土曜は「ココハル食堂」へ!
参加してみませんか♪
今後は新しい展開もあるとのこと…今後の活動に更に注目です!
詳細情報
日時:毎月第3土曜
場所:ちょい寝ホテル(札幌市手稲区富丘3条7丁目1-58)
料金:こども無料、大人300円(ダイバーシティ学習は事前予約が必要)
お問い合わせ・ご予約:特定非営利活動法人 ココロにハルを 011-500-2322
公式ページhttps://koko-haru.org/kodomosyokudou
この記事へのコメントはありません。