近年では、少子高齢化や核家族化が進み、一人暮らしの高齢世帯も増えており、地域での見守りや支え合い・助け合いの輪がますます重要となっていることを感じます。
手稲区社会福祉協議会さんは、高齢の方や障がいのある方、子育ての親子など、誰もが笑顔で安心して暮らすことができる「福祉のまちづくり」を進めるため、地域のみなさんや関連機関と連携・協力しながら活動をしています。
今回はそんな手稲区社会福祉協議会さんからお話を伺うことができました。
まずは社会福祉協議会ってどんな団体?というところから紹介していきます。
社会福祉協議会(社協)とは?
地域福祉の向上を目的として、地域住民や福祉機関、団体により構成された、社会福祉法に基づく営利を目的としない民間福祉団体です。
国と各都道府県、全国の市区町村にそれぞれ設置されており、それぞれの社協が地域の特性を踏まえ、創意工夫をしながら福祉活動に取り組んでいます。
具体的に、どんなことをするかというと…
「支え合いの地域づくり」を目標に、地域情報の発信、ボランティアの育成、集いの場づくりなどを行っています。
手稲区での生活支援コーディネーターさんの活動を紹介
生活支援コーディネーターのお二人にお話を聞きました。
生活支援コーディネーターは、暮らしやすい地域づくりをするために、実際に地域の方々のもとへ足を運び、お困りごとの相談を聞き、解決につなげる活動を地域の方々と一緒になって考えています。
手稲で行っている主な活動は…
- 地域情報の発信
「ていね知っトク情報」という、知って得する情報をサイトで発信しています。
配食サービスや介護サービス、訪問理美容などの情報がたくさん。中でもペットホテル情報が好評だそうですよ。詳しくはこちら
また、年4回、地域の活動を掲載した広報誌「あずまCていね」を発行しています。
- 話し合いの場づくり
地域のお困りごとや解決方法を考えるため、老人クラブや町内会、行政、サービス事業所などと話し合いの場を設けています。
- 担い手の育成・発掘
元気な高齢者の社会参加を応援するため、ボランティア講座などを開催し、担い手の育成、発掘を行っています。
ご近所での助け合いをゲーム感覚で体験できる講座もあるそうです!面白そうですね。
- 手稲区生活応援ボランティア「コルリ」の運営
ボランティア養成講座の受講者で組織されたグループです。地域の方々から寄せられた日常生活での困りごとに対して活動しています。
最近はコロナ禍で集まれる場所が少なく、地域のつながりが減ってきている中、人と人をつなげ、誰も孤立しないように支える生活支援コーディネーターは、とても重要な役割だと感じました。
得ダネ手稲も、地域情報を発信する媒体として、協力していけたらと思います。
ピンバッジデザイン募集も
その他、手稲区社協で事務局をしている手稲区共同募金委員会では、赤い羽根共同募金運動について理解し、参加していただくことを目的に、毎年秋ごろに、“ていぬくん”を活用したピンバッジのデザインを募集しています!
2021年のバッジはこちらでした。前田森林公園の藤棚をイメージしたデザイン。可愛いですよね。しっかりマスクもしております。手稲区限定のバッジは800個限定で、500円のご寄付で一つもらえます(2021年のバッジは残り僅か!)。そのうち約300円が赤い羽根共同募金となるそうですよ。詳しくはこちら
詳細情報
札幌市手稲区社会福祉協議会
住所:札幌市手稲区前田1条11丁目 手稲区民センター1階
電話:011-681-2644
WEB:https://www.sapporo-shakyo.or.jp/about/teine-shakyo/
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